ルームシェアは本当に節約になる?家賃・光熱費を比較してみた
都心の一人暮らしは家賃も生活費も高くなりがち。
そこで注目されているのが、ルームシェアによる節約生活です。
本当にお得なの?どのくらい費用が変わるの?
この記事では、中央区の相場をもとに家賃・光熱費・生活費をリアルに比較していきます。

ルームシェアで節約できるポイント
ルームシェアの最大の魅力は、家賃・光熱費・生活費を分担できることです。
特に都心部では、一人暮らしと比べて月3〜5万円の節約が可能。年間では40〜60万円の差になります。
また、家具や家電の購入費も折半できるため、初期費用も大きく抑えられます。
中央区の家賃相場を比較
中央区での家賃を例に、1人暮らしとルームシェアでどの程度違いが出るのかを見てみましょう。
| エリア | 1人暮らし(1K/1DK) | 2人暮らし(2DK/2LDK) | 1人あたりの負担額 |
|---|---|---|---|
| 月島・勝どき | 12〜15万円 | 24〜28万円 | 約12〜14万円 |
| 人形町・浜町 | 11〜13万円 | 20〜24万円 | 約10〜12万円 |
| 八丁堀・新富町 | 10〜12万円 | 18〜22万円 | 約9〜11万円 |
単純に家賃を割るだけでなく、「広い空間・充実した設備を同じ負担で得られる」のがルームシェアの大きな魅力です。
光熱費・通信費の節約効果
家賃以外でも、ルームシェアは節約効果を発揮します。
電気・ガス・水道:2人で使っても請求額は約1.3〜1.5倍程度。つまり、1人あたりの負担は2〜3割減。
インターネット:Wi-Fi・回線を共有すれば月額費用は半分に。
日用品:トイレットペーパーや洗剤などの共同購入でコストダウン。
実際の生活費をシミュレーション
中央区での生活を想定して、一人暮らしとルームシェアの費用を比較してみましょう。
| 項目 | 1人暮らし | ルームシェア(1人あたり) |
|---|---|---|
| 家賃 | 12万円 | 9万円 |
| 光熱費 | 1.5万円 | 1万円 |
| 通信費 | 6,000円 | 3,000円 |
| 食費・日用品 | 3万円 | 2.5万円 |
トータルでは、毎月3〜4万円、年間で40万円以上の節約が可能。 その分、貯金や趣味、インテリアに回す余裕が生まれます。
注意したい“隠れコスト”とは?
節約効果が大きい一方で、ルームシェアには見落とされがちな費用も存在します。
・引っ越し費用:広い部屋になるほど初期費用(敷金・礼金・仲介手数料)は上がる。
・家具・家電の買い替え:生活人数が増えることで、冷蔵庫や洗濯機を大型に買い替えるケースも。
・退去時の原状回復費:共用スペースの使用が多いほど、負担が増えることも。
まとめ|節約以上のメリットも
ルームシェアは家賃・光熱費の節約だけでなく、広さ・快適さ・交流のある暮らしを実現できる住まい方です。
ただし、契約条件やルールを明確にしておかないとトラブルの原因になることも。
中央区のように生活利便性の高いエリアなら、無理のない負担で理想の都心ライフを叶えられます。