花がある生活｜日常に彩りと癒しを添える、やさしい花のある暮らし

コラム 2022.06.27

#コツ #インテリア #おうち時間

ふと通りかかった花屋さんの前で、色とりどりの花に心が和んだことはありませんか？
何気ない日常の中にお花があるだけで、空間がぱっと明るくなり、気持ちまで前向きになる。
そんな力が、花にはあります。

「花のある生活って、なんだか素敵だけど難しそう…」
そんなふうに思っている方にこそおすすめしたい、気軽に楽しめる花の取り入れ方をご紹介します。
癒し、彩り、季節感。お花を暮らしに取り入れるだけで、毎日が少しずつ変わっていくはずです

花のある生活がくれる“3つの癒し効果”

① 気持ちがほっと安らぐ
花の色や香り、やわらかなフォルムには、人の気持ちを落ち着かせる効果があります。
疲れて帰ってきたとき、テーブルに小さな花があるだけで、ふっと肩の力が抜ける。
そんな“安心感”をくれるのが、植物の不思議な力です。

② 気分転換やリフレッシュになる
朝起きて、水を替えて花の向きを整える。
ほんの数分の手間でも、「丁寧な生活」を実感するきっかけに。
視界に花があることで、自然と自分の気持ちも整うようになります。

③ 季節感や彩りを楽しめる
花を通して季節の移ろいを感じられるのも魅力のひとつ。
春のチューリップ、夏のひまわり、秋のダリア、冬のシクラメン…。
インテリアとしてだけでなく、“季節のアクセント”としての役割も果たしてくれます。

初心者でも気軽にできる、花の取り入れ方

「センスがないから…」「どこに飾ればいいのかわからない」
そんな声も多いですが、実は花のある暮らしはとっても自由でOK。

飾る場所のおすすめ
ダイニングテーブルの真ん中に1輪

洗面所や玄関にミニ花瓶

デスクの隅に小さなガラス瓶

日差しの当たる窓辺もおすすめ。
小さなスペースから始めることで、「花を愛でる習慣」が自然と身についていきます。

手入れのポイント
毎日水を替える（ぬるま湯がベター）

茎の切り口をナナメにカット

直射日光やエアコン風を避ける

長持ちさせるためには、ちょっとした気配りだけで十分。
難しく考えず、まずは1輪から始めてみましょう。

こんな時こそ“花のある暮らし”を

花は「特別な日」や記念日だけに飾るもの、というイメージを持たれがちですが、実は“なんでもない日”にこそふさわしい存在です。忙しい日常の中に小さな彩りを添えることで、心がふっと軽くなり、暮らしが少し豊かに感じられるはずです。

ちょっと疲れているとき

心や体が少し重たいな、と感じる瞬間。そんなとき花は、まるで深呼吸をするように気持ちをリセットし、前向きな気分に整えてくれます。色とりどりの花を目にするだけで、落ち込んでいた気分が和らぎ、自然とポジティブなエネルギーが湧いてくるものです。

仕事の合間や在宅ワークの気分転換に

長時間パソコンに向かっていると、気づかないうちに心も体も固まってしまいます。そんなとき、デスクに小さな花を一輪置くだけで、画面の向こうの空気感ががらりと変わります。窓の外を眺めるように、花を眺めることで一瞬のリフレッシュ。作業効率も自然と上がり、気分転換にも最適です。

来客があるとき

リビングや玄関に花を飾れば、空間が明るくなり、訪れる人に心地よい印象を与えます。花の存在は会話のきっかけにもなり、場の雰囲気を自然とやわらかく、穏やかにしてくれます。まるでおもてなしの心を表現してくれる小さな演出です。

もちろん、大切な誰かに贈る花もとても素敵ですが、自分自身のために花を買うという行為も、同じくらい尊くて大事なことです。「今日も一日頑張ったね」というご褒美や、「これからまた頑張ろう」というエールとして、自分に花を贈る。そんな小さな習慣が、暮らしにやさしい潤いをもたらしてくれるでしょう。

花を買うなら？おすすめの入手方法

街の小さな花屋さん

花の相談がしやすく、季節のおすすめも教えてくれるので初心者に◎

スーパーの切り花コーナー

意外と手ごろで、種類も豊富。日常使いにぴったり。

サブスク型の花定期便

「Bloomee」や「LIFFT」などのサービスも人気。
定期的に届くことで、自然と“花のある習慣”ができるのが魅力です。

“花と暮らす”というちょっとした贅沢

たとえば、朝のコーヒーと一緒に、花を眺めながら過ごす10分。
季節の花を一輪買って、テーブルに飾る習慣。
それだけで、生活が少し豊かになる実感が生まれます。

豪華な花束じゃなくていい。
100円のカーネーションでも、道端で見かけた小さな野花でも。

“花を飾る”という行動そのものが、自分を大切にするサインなのかもしれません。