なぜ“洗面所の広さ”で後悔する人が多いのか ～暮らして初めて気づく、不便とストレスの正体～
内見時はあまり気にしなかったのに、「住んでから洗面所の狭さにストレスを感じる」――そんな声は意外と多く聞かれます。
実は、洗面所の広さは日常の“快適さ”を左右する重要ポイント。
今回は、後悔の声に多い理由と、物件選びの際に見落とさないためのチェックポイントを解説します。
洗面所が狭くて後悔した人のリアルな声
1. 朝の支度がバッティングしてイライラ
→ 洗顔・歯磨き・ヘアセットが同時にできず渋滞状態に
2. 洗濯かごやタオルの置き場がない
→ 物を置く場所がなくて、床に直置き or 収納が常にパンパン
3. ドラム式洗濯機が置けなかった
→ サイズは足りていたのに扉の開閉スペースが足りず断念
4. 子どもや高齢者の介助がしにくい
→ 一緒に立てないほど狭く、体勢を崩してしまうことも
なぜ見落とされやすいのか？
・内見時は洗面所を“数秒見るだけ”で判断しがち
・設備（洗面台）ばかりに目が行き、「動線」や「空間のゆとり」を見ていない
・家具や物が置かれていない状態では“広く見える”錯覚が起こる
特に都心部や1LDK以下の物件では、洗面所は優先順位が下がりがちですが、暮らし始めると「毎日使う場所」であることに気づきます。
洗面所チェックで後悔しないために見るべきポイント
・洗面台の前で1人以上立てるか？
・洗濯機と壁・ドアの間にゆとりがあるか？
・タオルや着替え、日用品の収納スペースが足りているか？
・洗面台の幅・奥行き・鏡の使いやすさ
・コンセントの位置と数（ドライヤーやシェーバーなど）
内見時は、動線や収納導線を“自分の生活に当てはめて”シミュレーションすることが大切です。
まとめ
洗面所は“使う空間”としての広さが重要！
洗面所の広さは、毎日の快適さを左右する「生活動線のかなめ」。
見た目よりも、“モノを置けるか”“動きやすいか”をチェックすることが、後悔のない住まい選びにつながります。
