中古マンションは何年で売るのがベスト? “資産価値”のピークと見極め方
「マンションはいつ売るのが一番お得?」
「ローン完済まで持つべき?それとも築浅のうちに売る?」
マンションを購入したら、いつかは来る「売却」という選択肢。
特に都心部では、「資産価値を保つ・損しない売り時を見極める」意識が大事です。
今回は「中古マンションは何年で売るのがベストなのか」、
そして資産価値のピークを見極めるポイントをわかりやすく解説します。

中古マンションの資産価値はこう下がる
マンションの価格は、購入後に「築年数」で緩やかに下がっていきますが下がり方にはパターンがあります。
✅ 一般的な価格下落カーブ
・新築→築5年頃:急落ゾーン
新築プレミアムが落ち、価格が大きく下がる
・築5〜15年頃:緩やか下落ゾーン
価格が安定しつつじわじわ下がる
・築20年以降:建物の維持状態で二極化
修繕状況で価格差が大きく開く
新築時の「新築プレミアム」を払い終えた後の5年目あたりから相場は比較的なだらかに推移します。
売るなら築何年がベスト?
一般的に言われる売り時の目安は「築5〜15年」。
理由は、新築プレミアムが落ち着き、買い手が中古で探しやすい築年数だからです。
✅ 築5〜10年
・設備も比較的新しい
・資産価値もまだ高め
・買い手の幅も広い
✅ 築10〜15年
・値下がりは進むが、相場は比較的安定
・修繕計画や管理状況が評価される
・築20年を超えると「修繕履歴」「管理状態」が価格に大きく影響。
大規模修繕前後は売りやすさも変わるので要チェックです。
価格の“ピーク”を読むポイント
「何年で売るか」だけでなく、「どんなタイミングで売るか」も大事。
✅ エリアの供給状況
・近隣の新築供給が増えると価格競争が激化
・逆に新築供給が絞られると中古需要が上がる
✅ 金利動向
・低金利期は買い手の予算が増え、需要が高まる
・金利上昇局面では買い手が減りやすい
✅ 管理状況・修繕履歴
・修繕積立金や履歴の透明性は評価ポイント
・大規模修繕前後は購入希望者の心理に影響
✅ エリアの再開発・交通インフラ
・新駅計画や再開発があると資産価値を押し上げる
住み替えを考えるなら
売却タイミングは「次の暮らし方」とのバランスも大事。
家族構成の変化やライフステージに合わせて、以下を考えておきましょう。
✅ 買い替え予算を最大化したいなら
・築5〜10年で売却を検討
✅ 子どもの進学や独立などタイミング
・住み替え先のニーズを整理
✅ ローン残債との関係
・残債を上回る価格で売ることを意識
中古マンションの資産価値はこう下がる
マンションの価格は、購入後に「築年数」で緩やかに下がっていきますが下がり方にはパターンがあります。
✅ 一般的な価格下落カーブ
・新築→築5年頃:急落ゾーン
新築プレミアムが落ち、価格が大きく下がる
・築5〜15年頃:緩やか下落ゾーン
価格が安定しつつじわじわ下がる
・築20年以降:建物の維持状態で二極化
修繕状況で価格差が大きく開く
新築時の「新築プレミアム」を払い終えた後の5年目あたりから相場は比較的なだらかに推移します。
まとめ
ベストな売却タイミングは“築年数+相場+自分の暮らし”
「中古マンションは何年で売るのがベスト?」
その答えはシンプルに言えば、築5〜15年の間に、相場やライフプランを見極めて売るのが基本です。
ただし、一番大事なのは「自分のタイミング」。
暮らしの変化や将来設計を考えつつ、市場動向を情報収集して、納得のいく売却を目指しましょう。
