防犯対策の基本はここから!玄関・窓・照明の見直しで安心な住まいを

「一人暮らしや共働き世帯が増える中、「空き巣」や「不審者の侵入」といった防犯面の不安を抱えている方は多いのではないでしょうか?
実は、住まいの中でも【玄関】【窓】【照明】の3つは、防犯において特に重要なポイントとされています。
今回はこの3つの場所に絞って、すぐに実践できる防犯対策をご紹介します。
大切な暮らしを守るためにも、ぜひ見直してみてください!


①玄関の防犯対策|「入口」は最大の警戒ポイント!

玄関は言わずと知れた住まいの“顔”であり、同時に侵入者が最初に狙う場所でもあります。
以下の対策でしっかり防御しておきましょう。


・ダブルロックで侵入時間を遅らせる
鍵が1つしかないドアは、空き巣にとって“格好の的”。
最近では上下2つの鍵が標準の物件も増えていますが、古い物件ではまだシングルロックのままということも。
補助錠(後付けの鍵)をつけるだけで、防犯力は格段にアップします!


・モニター付きインターホンの活用
訪問者の顔が確認できるモニター付きインターホンは、セールスや不審者の撃退に非常に有効です。
録画機能がついている機種であれば、万が一の時の証拠にも。


・ドアスコープカバーやドアチェーンも忘れずに
外から中をのぞかれないように、ドアスコープにカバーを。
ドアチェーンやドアガードも、訪問時の急な侵入を防ぐ役割があります。


② 窓の防犯対策|「無防備になりがち」な場所に要注意!

戸建てはもちろん、マンションの低層階や角部屋でも窓からの侵入は多く報告されています。
「ガラス1枚」の向こう側に、生活があることを忘れずに。


・補助錠&クレセント錠の強化
家の開閉レバーである「クレセント錠」は意外と簡単に開けられてしまうため、補助錠の設置が有効です。
100円ショップでも購入可能な防犯グッズでも、対策は可能!


・防犯フィルムで割れにくくする
窓ガラスを割って侵入する手口に対しては、防犯フィルムが強い味方になります。
見た目は透明ですが、ガラスを割っても貫通しにくくなるので、侵入を諦めさせる効果が期待できます。


・雨戸やシャッターの活用
戸建て住宅の場合は、雨戸やシャッターを活用するのも手。
特に旅行や長期不在時には、物理的に窓をふさぐことが最大の抑止力になります。


③ 照明の防犯対策|「明かり」で人の存在を演出する!

意外と見落とされがちなのが「照明」の工夫。侵入者は“人の気配がある場所”を嫌います。
夜間や不在時には、明かりで在宅を装うのも立派な防犯対策です。


・人感センサーライトで威嚇効果!
玄関前やベランダ付近に人感センサーライトを設置すると、不審者が近づいた瞬間にライトが点灯し、「見られている」という心理的プレッシャーを与えることができます。
電池式やソーラー式の製品もあるため、賃貸でも導入しやすいのが魅力。


・タイマー付き照明で不在時も安心
旅行や出張などで長期間留守にするときは、タイマー付きの照明を活用しましょう。
決まった時間に室内のライトを点灯させておくことで、「家に誰かいる感」を演出できます。


・常夜灯でエントランスや通路を明るく
建物全体の照明環境も重要です。暗いエントランスや通路は、犯罪の温床になりやすい場所。
管理会社や大家さんに相談して、照明の改善を促すのも1つの手です。


まとめ:防犯は「ちょっとの工夫」の積み重ね

防犯対策というと「お金がかかる」「物騒な地域だけの話」と思われがちですが、実はごく簡単な工夫や1000円以下のアイテムでも、大きな抑止力を発揮します。
玄関にはダブルロックやインターホン、窓には補助錠と防犯フィルム、照明には人感センサーやタイマーライト。
こうした“小さな防犯”を積み重ねることで、不審者が「この家はやめておこう」と思ってくれる環境を作ることができます。
安心して暮らせる毎日のために、まずは自宅の玄関・窓・照明を見直してみてはいかがでしょうか?
「備えあれば憂いなし」、防犯は日々の意識から始まります!